ツールの開発にあたって

■電子膨張弁開閉器(電子式)
マルチや大型機を触る人には「手動式」より「電子式」がおすすめです。

三菱エアコンで取り付け後の数ヶ月で冷えない事例がありました。
事例報告後に三菱で開閉器(電子式)の説明を聞いて「これはいる」と思い作りました。
当時はまだ電子膨張弁が不二工機のギア式が主流でした。
これで応急的に冷えるように出来るので、次の修理訪問がせかされる事がなくなりました。
顧客からの「商品そのものをやり換えろ」と言うのも聞いていないです。

ご利用、テスト動作で、捨てるエアコンがありましたら、膨張弁のコイルだけは捨てずに保管しておいて下さい。
膨張弁開閉器(電子式)のテストに使えます。
また現場で膨張弁のコイルが切れていたときに緊急に使えます。

三菱電機静岡製作所にお見せしたところ採用されました。
元々は膨張弁開閉器(電子式)はあったのですが高額な為に配布が行きとどきませんでした。
今まで支所に1台だったのが、これでサービスマン全員に行き渡りました。
三菱電機システムサービス
三菱電機ビルテクノサービス
で主に使われているのがこのタイプです。

静岡製作所にはいつかご恩返しをしたいと思っていました。
ある日三菱の協力業者から「膨張弁開閉器(電子式)などを貸してくれなくなった」とグチの電話ありました。
別業者からも同じような話を聞きました。困っていました。
そこで膨張弁開閉器(電子式)を静岡製作所にお見せしました。
静岡製作所ならこうした問題に何とか対処してくれるだろうと思いました。
三菱サービスマン限定で販売したら、工場も売り上げになっていいだろうと思っていました。
まさか、無償で支給するとは思いもしませんでした。

■電子膨張弁開閉器(手動式・自作) 当社での作り直し品
エアコン冷えないで訪問。膨張弁が閉で固着していました。
メーカー製の膨張弁開閉器(手動式)では開かないものに出くわしました。
そのために、作りました。
どうしても開かないのが、自作の電子膨張弁開閉器(手動式)では、何事もなかったようにするっと開きました。
自分でもビックリしました。

■電子膨張弁ドライブチェッカー
写真はコネクタ部分が掲載してありませんが、実際は作っています。
販売も出来ます。コネクタ捜しに1年以上かかりました。
(デイジーチェーンのコネクタを捜していました)

■インバーターアナライザー(インバーターチェッカー)
(ダイキン RSUK0917 同等品)
回路図はホームページから削除しました。
三菱エアコン用サービスチェッカー購入者のページに記載しました。

■インバータコンプレッサーチェッカー
コンプレッサーを単体で回すツール。
安く作れる方法を思案中です。
安く作れる方法が頭に中では出来ました。繁忙期が終わりましたら試作とテストをする予定です。
ただし、自分は持っているので全く困らないので、暇だったら作る程度です。(2019.06)

■DCファンモーターチェッカー
各社、DCモーターの良否判定や2次故障には苦労しているようです。
特にダイキン U2 U4 E7 は悪い意味で有名です。
モーター内部に基板が組み込まれてるので致し方ないですね。
じゃあチェッカーを作ってみようという事にしました。
特に室外機ファンモーターが2個ある場合でも確実な診断が可能です。

まだ製品化するには気にいらない点があります。
各社の統計も不足しています。
パナソニックや東芝は、松山ではあまり売れていない所為か最近見ていないので、まだ分かりません。
(パナソニックは資料を見る限り回るはずです)

■ミニチェック(エスコ EA745 同等品)
ただ、今のエアコンの殆どが基板とセンサーになっていますので、もう需要はなくなるでしょう。
作成販売しても売れそうも無いですね。
もしかしたらエアコン以外で需要があるかもしれない。
回路の組みなおし予定です。

僕自身 末端のサービスマンで、修理をするに当たって躓いて躓いて作りました。
問題解決(診断)にはどうしてもツールが必要でした。
そしてどのツールも安く作ろうとしました。
結果的に個人事業主でもサラリーマンでも手の届く価格帯になりました。
元々は販売目的ではなく他のサービスマンも少しでも楽になって貰えればと思い「いっその事 売っちゃえ」と思っただけです。

ツールさえあれば、空調1年生が10年以上のベテランと同等かそれ以上の仕事ができます。

ご注文、お問い合わせは利用者・利用予定者がして下さい。
代理注文で資料や実際例が行き渡らない場合がありました。



■パワトラ良否判定機。パワトラ単体の時は使えました。
20回位テストの結果、正解率100%でした。
最近はパワトラと基板が一体化した場合が多く、もう使えなくなりました。

■三洋・パナソニックの業務用エアコンの室外機にリモコンを付ける方法。

■三菱電機パッケージの室外機にリモコンを付けて、室外機側より運転をする。
配線がめんどくさい。
するだけ無駄だった。室外機からの試運転スイッチを使った方が手っ取り早い。

■三菱電機シティマルチで室外機にリモコンを付ける
注意 室内リモコンがM-NETである事
そのまま室外機にM-NETリモコンを子機にすれば付く
認識に10秒〜1分位かかる場合もある。

集中リモコンを室外機に付ける場合は電源リセットと集中設定をしないといけない。

■ファンモーターのダミーも作成可能ですが、今の処 作ろうとは思っていません。
室外DCファンモーター2個のタイプで1個悪いだけでもエアコンは冷えません。
その時の応急処置に使えるとは思いますが、DCモーターが壊れたら基板まで壊れている場合が多いのです。

■基板のDCモーター部のチェッカーもできますが
躊躇しています。コネクタを逆に繋げばチェッカーが壊れますので。

■3相DCモーターチェッカー
そもそも、余ったDCモーターが無い。買ってまでして作ろうとは思わない。

■冷媒蒸留精製機 簡単だった。
R410Aは2種類のガスのため上手く精製はできなかった。

■IH式ベアリングヒーターの作成
買ったら高い。作ったら安い。

■配線チェッカー(作成済み)
配線チェッカー(活線用)
リレー式配線チェッカー
ダイオード式配線チェッカー

■東芝・キャリア(アメリカ製)の
電子膨張弁開閉器(電子式)有り

■簡易ボンベへのガス入れ工具

■ドレンポンプチェッカー200v

■お供え物用冷蔵庫

■手のひらサイズインバータ
エアコンACコンプレッサ1馬力まで 5分以内

■加湿器

スポット溶接機
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