簡単、格安 導通チェッカー

ダイオードとクリップだけでいいので、200円あれば出来るでしょう。
距離がいくら長くても、現場の機械音がうるさくても
一人で配線・導通チェックが容易にできます。

見栄えをよくするために、ヒューズホルダーを使って
ダイオードをヒューズ管の中に入れてみました。


下図のようなブザー式の導通チェッカーですと
工場内の騒音でブザーが聞こえないとか
結局、距離が長く使えなくて、2人がかりで「おーい、繋いでくれ、離してくれ」とかの携帯でのやり取りが必要です。
ダイオードだとこの様な問題がありません。


【実際例】
空調機入れ替え工事
パナソニック・マルチエアコン
室外機は屋上・集中管理付き

土日で仕上げ予定
メンバー不足で寄せ集めの職人達です。自分もその一人です。
パナソニックの集中管理は誰も触った事が無かったので自分も呼ばれました。
自分も皆無に等しいのですが。
ケーブルの内外連絡線・内内連絡線・集中管理線・リモコン線が全部同じ線(2芯ツイスト)でした。
旧エアコン取り外し時、職人さん達が配線に印も入れずぶち切りしました。
室外機側の連絡線端子にダイオードを入れておきました。
これで、室外機・集中管理⇔室内機の連絡線はダイオードを入れているのでテスターだけで分かりました。
室内機⇔室内機 は配線を引っぱれば分かりました。
室内機⇔リモコン線 はすぐに分かりました。

後は集中管理の設定ですが、元の集中リモコンを使って何の設定もいりませんでした。
何事も苦もなく工事が完了しました。
顧客には「集中リモコンのアドレスで設定直しがあれば言って下さい」
と言っておきましたが、何の設定直しもありませんでした。




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